2人目のお子さんが生まれた頃から住まいを手狭に感じ始め、「賃貸アパートに住み続けるのももったいない」と気になっていたこともあり、マイホームを建てることを決意。子どもたちを通わせたい小学校と幼稚園の校区内で土地を探し始めると同時に、工務店探しも進めていった。松井建設で家を建てようと決めたのは、完成見学会や展示会を訪れてオシャレな家が多いと思ったこと、担当スタッフの対応がとても丁寧で感じがよかったことなどが理由だった。最初は、ご夫婦とも北欧風のかわいい家をイメージしていたものの、ウェブサイトに投稿された写真などを参考にしているうちに、インダストリアル風デザインのかっこいい家にしたいと次第に気持ちが変わっていったそう。漠然とした希望やイメージはあっても、家づくりは初めてのふたり。自分たちで描いた簡単な間取り図を渡して、立地や敷地の形に合わせて作ってもらったプランをベースに、何度も打ち合わせを重ねながら詳細を詰めていったという。オール電化にはせず、電気とガスを併用するようにしたのは、災害時を考えてのこと。素材は厳選しオークの無垢床材と調湿効果のある塗り壁を採用。奥さまお気に入りのキッチンスペースは、家電製品などが入るよう棚の高さから考え、使い勝手のよさを重視し、デザイン性も兼ね備えたオンリーワンの背面収納に。オリジナルの造作の洗面台や建具も、こだわりを取り入れたものに仕上がった。リビングの中心にある書斎は家族の気配が感じられ、後にはファミリースペースとしても活用できる。落ち着いた外観と内観のデザイントーンとの調和は、ご主人のこだわり。家族の理想が形になった新しい家に心から満足している。