「子どもが大きくなったあとも、帰ってこられる場所を作りたい」とマイホームを計画。お子さんたちの強い要望を受けて一戸建てとなりました。仕事の関係で家にいないことが多いため、親族の家に近い場所を探していたところ、徒歩圏内に土地が見つかり順調に計画が進んだそうです。ハウスメーカーや工務店の情報を集めている際に手に入れた、七福ホームのパンフレットに掲載されているルーフバルコニーにひと目惚れし、依頼を決めました。
　それぞれのプライベート時間を大切にしながらも、家族の時間もしっかりと確保した家は、異なる生活リズムを送る家族が、リズムを崩すことなく暮らせる間取りです。１階はお子さんのスペース、２階は家族が集うリビングダイニング、３階はＮさまのスペースと、階を隔てることでお互いの時間を邪魔しない、プライベートな空間と時間を確保しました。２階の家族共有のリビングダイニングは、シックなテイストに囲まれた落ち着いた空間に。メインはバーのような雰囲気のあるカウンターとキッチン。カウンターではお子さんの宿題を見たり、食事をしたりと短いながらも家族との時間を楽しめます。キッチンは特別依頼することなく、Ｎさまの体格に合わせてすべてが少し低めに設計されており、さりげない心配りに完成後感謝したそうです。３階のルーフバルコニーは遊び場として開放。コロナ禍ということもあり、家でなんでもできる、たっぷり遊べる、リモートワークもできる万能な住まいが完成しました。思い描くデザインを重視しつつも、家族の安全面やプライバシーを考え、現場で細かい調整を重ねた住まいは、家に帰りたくなる、家族全員が心休まる場所となったようです。