「ずっと家を建てたいと思っていました」とご夫婦。伊大建設が手掛ける住まいは好みのデザインが多く、気になっていたといいます。ある日、住宅フェアを開催するという情報を知り、気軽に足を運んだことから家づくりが大きく動き始めました。知識がない状態から家づくりに関すること、たとえば資金計画など一から教えてもらえたことで、安心して任せられると依頼を決めました。
　これまで住んでいたにぎやかな環境から、自然を感じながらゆったりと穏やかな暮らしがしたいと郊外での住まいを希望。ご夫婦のこだわりは、「自然な雰囲気を楽しめるイングリッシュガーデンを中庭に配し、愛車の手入れや趣味時間が楽しめる作業室兼物入を設けたい。愛猫も快適に過ごせる空間にしたい」ということ。日当たり良好な２階リビングを採用し、寝室や洗面所とそれぞれにつながる間取りはデザイン性と機能性を叶えています。リビングと寝室を行き来するための三角にくり抜いた通り道や、トイレにも愛猫用のトイレを設置するなど、ご夫婦のやさしさも各所に。また、１階部分には奥さまの趣味部屋と中庭をつなぎアクセサリー製作に没頭できるよう造作の机や棚を備え付け、作業に集中できるよう工夫されています。そんな空間使いや間取りの秀逸さに感心しますが、それもビジュアルボードがあったからこそ。「好きなテイストなどひとつのボードに貼っていくスタイルは、必然と頭の中の“やりたいこと”が明確になり、イメージがわきやすかったです」。現場監督や大工職人とともに意見を交わしながらつくり上げた住まいで、休日は一緒に料理をしたり、中庭で庭いじりをしたりと“暮らすこと”を楽しんでいます。