白の壁に、ベージュの格子がストレートに入った特徴的な外観のK邸。隣家が近い住宅街にあるため、外に対して閉じているが、２階にあるリビングダイニングは驚くほど明るい。これは真んなかに設けた中庭の効果だ。「当初から広めの中庭を造りたいと思っていました。外とつながりのある場所が欲しくて、これを優先でほかを決めていった感じですね」とK主人。プライバシーを守りながら、太陽の光を取り込む空間に仕上がっている。
　K夫妻が家を建てようと具体的に動き始めたのは１年半前。家を建てたいという想いはずっとあって、住宅雑誌を見て家づくりに対する夢をふくらませていたのだとか。そんなときK夫人がインターネットでコラボハウスのサイトを見つけて、完成見学会に参加した。「外壁が焼杉の平屋だったんですが、新鮮だと思いましたね。こんな家は知らないし、見たことがなかった。そこでのスタッフさんの応対もよかったです。営業色がほとんどないことも好感が持てました」とK主人。その後、いくつかコラボハウスの見学会に参加し、ほかとくらべることなく決めた。そして土地の相談から依頼して、今の土地を契約して家づくりが本格的にスタートした。
　打ち合わせは以前から参考にしていた住宅雑誌のイメージをベースに行った。「この話し合いのなかでも、コラボと一緒に家をつくっていった感じがありますね。一方的に決められるのではなく、話を聞いてくれて、できる方法を提案してもらえた感じがすごくあります」とK主人。当初から希望した中庭のほかに、２階リビング、キッチンの造作、書斎など、一つひとつ夢をカタチに。そして「家のなかが動きやすくて、思った以上にうまくいきました」と大成功の家が完成した。