上の子どもが３歳になったとき、そろそろ腰を据えて定住したいと考えるようになったご夫婦。思い立った当時、住宅ローンの金利が安くなっていたことも追い風に。住宅情報誌やインターネットを見て気になっていたのがコラボハウス。オリジナリティがあり、シンプルだけど機能的な住まいが「自分たちに合っている」と感じたのだそう。いざコラボハウスを訪れてみて、ご夫婦ともに「いいんじゃない、ここ！」とひと目惚れ。
　最もこだわったのは、間取り。さまざまな実例を見てよいと思ったところは取り入れ、スパイスの効いたこだわりの家を目指した。ご夫婦が「コックピットキッチン」と呼ぶキッチンには、約３帖の独立したスペースにウッドデッキに面した大きな窓を全面に採用。飛行機の操縦席さながら、ウッドデッキで遊ぶ子どもたちを見ながら調理できる。ご主人の希望であつらえた約５帖のウッドデッキは、木の格子がプライベート性をより高めている一角。コラボハウスからは「無駄なスペースを作らない」という観点で、収納は可能な限りオリジナル造作することを提案してもらった。「自分たちのもの」というマイホームの醍醐味を感じながら、日々を快適に過ごしている。