マンションを仮契約していたものの、モデルルームの狭さや代わり映えのしない間取りを見て、一戸建てにする決意をしたご夫婦。ＳＮＳで見かけたコラボハウスのデザインが気に入ってスタジオを訪問。設計士にどんな暮らしをしたいか、どんなテイストが好きかを伝えて出てきたファーストプランにひと目惚れし、即決だったといいます。
　ご夫婦の希望はリビング階段。帰宅したら家族と顔を合わせられること、１階にいながら２階の気配も感じられることが魅力だったそう。ほかにも仕事場兼ピアノ練習室、喫煙室といったお互いに好きなことを満喫できる空間も希望。玄関からパントリーを通ってキッチンに行ける動線やキッチン近くに配置した水回りなど、スムーズな家事動線は設計士の提案。おかげで、どこへも行きやすく通りやすい間取りとなりました。
　インテリアは奥さまの好きなカフェをテーマにした配色やタイル、照明はコーディネーターと設計士と一緒に選びました。「周りで家を建てた人たちは打ち合わせが面倒だと言っていましたが、私たちは本当に楽しかった。もうスタジオに行けないのが寂しい」とご夫婦。家づくりの楽しさが、家の心地よさにつながっています。