マイホーム購入のための予算が限られており、中古住宅を考えていたご夫婦。家を探している最中、偶然にも実家の土地を譲ってもらえることになり、もしかすると注文住宅でも予算内に収まるのではないかと思い立ったそう。知人のアドバイスを受け、地元の工務店やハウスメーカーなど何社も調べ、見ていくなかで出会ったプラスホーム。プランや見積りが無料だったこともあり相談した結果、当初の予算内で希望が叶う注文住宅を建てられることが分かり、依頼したそうです。急遽家づくりをすることになったご夫婦。新築の、しかも注文住宅が建てられるとはまったく思っておらず、家づくりの知識はゼロの状態。「知識もなく、情報がない状態での家づくりは本当に大変でしたが、設計士さんの人柄と、質問に対する答えが早くとても安心できました」と話します。
　当初の予算内に収める家づくりは工夫の連続だったそう。取り壊した実家からコンロや電気給湯器、照明など活用できる設備はそのまま新居に取り入れる、ご主人の仕事を生かし一部施主施工にするなど約５ヵ月間、設計士さんとともに相談を重ねました。
　室内は、奥さまの家事動線を邪魔しないようスペースを設けたり、家族がいつも顔を合わせられるようリビング階段を採用したりと、キッチンを中心とした間取りとなっています。また、限りある広さのなかに、しっかりと収納やスペースを確保するため、各居室のサイズを細かく調整しスリム化を図るなど工夫が見られます。ダークな色は一切使わず、明るいトーンの色で統一した気持ちのいいリビングは、温かみある色と光が包み込んでくれる、家族が笑顔で集える場所となっています。