豊かな自然に囲まれた里山の麓の瀟洒な家は、「木に包まれた温もりと安らぎのある空間で暮らしたい」というご夫婦の新しいマイホーム。角度によってまったく別の表情を見せてくれる、明るい茶褐色を差し色にしたブルーグレーと白の外観は、周囲の自然に違和感なく調和しています。自営業で共働きのご夫婦にとって家はくつろぐ場所であり、お互いの好きなことを実現するための場所。そんなコンセプトで考えられたこの家の魅力が最も凝縮されているのが、木の温もりとやさしさにあふれた癒やしのＬＤＫです。杉板を貼った床と天井、化粧梁や柱はもちろん、建具や装飾にも木材がふんだんに使われ、木材本来の色や木目の違いを生かした巧みなデザインは見応えがあります。
　ほかにもたくさんある魅力のひとつが大きな吹き抜けに設けられたキャットウォーク。人が上を歩いても大丈夫という耐荷重性のある木製すのこは、リビングにログハウスさながらの“木に包まれた感”をもたらしながら、隙間から視線が抜けるため開放感を損なうことがありません。奥さまが丹精した庭の花で作ったドライフラワーのアレンジメントを飾ったり、ご主人こだわりのインナーガレージを眺めながらくつろげるＬＤＫは、おふたりにとって最高に居心地のいい空間です。
　買ってきた食料品を玄関から直接パントリーへ収納できる動線や、キッチン、サニタリー、家事室をひとまとめに集中させたドアのない回誘動線など、家事のしやすさを優先した間取りは家としての使い心地も抜群。年間を通して室内環境を快適に保てる高気密・高断熱の家で、自分たちの好きなものに囲まれて好きなことを楽しめる、充実した毎日を送っているそうです。