時代を経て、人と暮らしにゆっくりとなじんできたような“ゆるさ”を感じさせるT邸。新築ながら、こうした“ゆるさ”をかもし出す理由は、細かいディテールまで工夫しつくした結果だ。「デザインや色合いはもちろん、照明や雑貨に至るまで、クリエイト伸の社長やスタッフさんと細かく話し合って決めたおかげですね。みなさん、とても話しやすい方ばかりだったので、打ち合わせから本当に楽しかったです」とT主人。クリエイト伸との出会いから、想像をはるかに超えた家が完成したという。
　クリエイト伸とT夫妻が出会ったのは家が建つ１年ほど前。見学会に参加したのがきっかけだった。資金面にも不安があって、このときはさほど持ち家にこだわっていたわけではなかったそう。しかし、自然素材をふんだんに使ってオシャレに仕上げているクリエイト伸の家を見て考えが変わった。「初対面で社長やスタッフさんと、フィーリングが合ったのも大きかったですね。その後もクリエイト伸以外は考えずに、ほぼ直感でここに決めましたから」。とくに不安だった資金面についても、社長がプロだからこそわかる知恵を貸してくれたこともあってクリアに。土地探しから依頼して、具体的な打ち合わせもスタートした。
　「当初は形やデザインの見た目ばかりこだわっていて要望ばかり先走っていましたが、社長や職人さんたちの話や説明を聞いたり見たりして、ひとつずつ納得していきました」。自分たちにとって、将来的によくないと思うことはきちんと教えてくれる姿勢にも安心できたとか。そのため、わからないことは何でも遠慮なく聞けたので、不安はまったくなかった、とも語ってくれた。