長年暮らした家に愛着はあるものの、室内は寒く、ヒートショックなど健康への影響が不安。当初は部分リフォームをする案も検討したそうですが、これからの暮らしや体のことなど複数の心配事をまとめて解決するべく、新築に舵を切ることに。でき上がったのは、ご夫婦２人だけでの生活に焦点を当てた平屋でした。
　住宅性能の高い家を目指し、暑さ寒さを軽減して快適な室温を保てるよう断熱性能はしっかりと確保。居室ごとの温度変化を抑えた、体にやさしい住まいになりました。全館空調を備え、冬はやさしい温かさ、夏はさわやかな空気に包まれ、一年中心地よく過ごせます。また、日々の暮らしにおいては生活動線を最小限にし、限られた面積を最大限に有効活用。廊下はなく、暮らしの中心となるＬＤＫにすべての部屋が直結しているため、家事ラクも叶えています。家を維持するためのランニングコストにも着目し、メンテナンス費用が抑えられる素材を積極的に採用しています。
　これからの未来を具体的に見据えることのできる世代ならではの着眼点で、健康的に、また快適に暮らせる真の終の棲家が完成しました。