ゆったりくつろげる和室、おしゃれなバーのような酒棚、広々としたカウンターキッチン…。ここは夫婦の“好き”を詰め込んだ、とっておきの場所です。
　友人が多いというＫさん夫婦。家を建てるにあたり、まず考えたのは“仲間が気軽に集まれる場所”だったそうです。玄関を入ってすぐのところに和室を設け、いつでも仲間を呼べる環境を作りました。「トイレも、リビングを通らずに行ける場所にしたんですよ」とご主人。そのトイレに行く途中には、ご主人自慢の酒棚が見られる演出もあり、ゲストを楽しませることも忘れません。
　和室からつながるリビング、キッチンにもこだわりが詰まっています。まずキッチンは、料理好きのご主人に合わせて通常よりも広くスペースを確保しました。カウンターキッチンになっているので、仲間とのおしゃべりを楽しみながら料理をすることができます。リビングにはプロジェクターを設置し、スポーツ観戦でワイワイ楽しむことも、映画を観てまったり過ごすことも可能。「次の連休に友だちが大勢やってくる予定があるので、今からとっても楽しみです」と夫婦そろってうれしそうです。
　３歳になったばかりの航くんも、この家がお気に入り。以前の家は古く、危険な場所も多かったので活動範囲を制限していたそうですが、今は自由に走り回ることができるので航くんものびのびと暮らせているそうです。「家族３人で、リビングでごろごろしている時間が何よりしあわせですね」とご夫婦は目を細めます。
　友人と過ごす時間も、家族でのんびりと過ごす時間も、どちらもかけがえのない時間。“好き”が詰まったこの家で、家族の新しい時間始まったばかりです。