高松市中心部の住宅街、周囲には家やマンションも多い場所。ここに家を作るとなって、Ｎさんが選んだ工務店が、完全自由設計の旺建でした。奥さまは「会社の先輩たちが斬新でこだわりのある家を旺建さんで建てていて、みなさん快適に暮らされているので、旺建さんにお願いしようと思いました」と語ります。
　プランのポイントは、周囲からの目線を防ぎつつ採光もできて開放感があり、同時に、家のどこにいても家族の気配を感じられるよう１階と２階がつながる家。そして選択したのが、生活の中心となるＬＤＫを２階にするプランでした。
　２階フロア全体が見通せるように、リビングは仕切りを作らず広めに。料理好きでホームパーティも開くご主人のために、開放感のあるアイランドキッチンで使いやすさを重視。共働きなので家事が省力化できるように、パントリーや収納家具も効率のいい動線にまとめられています。１階と２階をつなぐ役割として中２階を設け、テラスをはさんでダイニングから中２階が見通せるように、窓の位置や大きさにも配慮しました。
　１階は寝室と子ども部屋、水回りと、プライベート空間に用途を限ったフロア。子ども部屋は成長に合わせて対応できるように、部屋をきっちり分けるのでなくパネルで仕切れるようにするなど、ここでも自由度を高くしています。寝室の外にもウッドデッキがあり、開放感も文句なし。「夏は子ども用プールなどを置いて遊びたいですね」と、ご主人も楽しみにしています。
　住宅街の採光の悪さや閉塞感というデメリットを見事にクリアし、利便性というメリットを生かす。子どもの健やかな成長を守る家の完成です。