マイホームは持ちたいけれど、ありきたりな“普通の家”は嫌だと思っていたＫさん。「香川の家」を読んでいたときに見つけたのが、ビルドの家でした。「外観を見て、『えっ！ 何この家!?』という驚きがあって。自分たちの家もこうしたいなと思い、すぐビルドに連絡をしました」とご主人は振り返ります。
　明るい吹き抜けと、カバードポーチが特長のＫ邸。外観のデザインを重視したことで必然的に高さのある勾配天井となり、通常より開放感のある吹き抜けに仕上がりました。「ソファに横になって、吹き抜けの窓の外をぼんやり眺める時間がしあわせですね」と奥さまも満足そう。カバードポーチは、住宅デザインの雑誌が好きなご夫婦そろっての希望で、設置することになりました。「小さいイスとテーブルを出して、ここでコーヒーでも飲みたいですね」と、ご主人は今後の計画を教えてくれました。
　Ｋ邸は、おしゃれなだけではなく、機能面もバッチリ。廊下を短くして収納スペースを増やしていたり、吹き付け断熱で高い気密性を確保していたりと工夫がなされています。好きなものに囲まれながら、毎日を快適に暮らせるこの家で、若い夫婦の物語は始まったばかりです。