まず薪ストーブへの憧れがあったというＯさんご夫妻。薪おじさんに何度か足を運んでいたところ、自然との共存をコンセプトに掲げる前川材木店と出会うことに。自然素材をふんだんに使った家であること、家にいながらアウトドア感覚を楽しめることなど、ご夫妻の夢と希望を託して家づくりはスタートしました。
　ご主人はサーフィンやキャンプ、猟、薪を取りに…など海に山にと出かけるアウトドア派。友人も多く、釣れた魚を持ってきてくれることもしばしば。この家で仲間たちが集まって家で食事を楽しむことも多いそう。そこで活躍するのが、薪ストーブを中心にした広いＬＤＫです。「ストーブの前に置いた長テーブルが手放せませんね」とご主人。また、キッチンやダイニングとつながったビルトインガレージにはシンクも用意し、魚をさばく際やバーベキューのときに重宝しているとのことでした。このガレージは普段、ご主人の趣味の部屋として使われており、サーフボードやキャンプ用品などがたっぷり収容されています。また、ダイニング側の掃き出し窓のカーテンを開けておけば視線はガレージまで行き渡り、１階フロアを広く見せる効果もあります。家ができてから、ますますアウトドアを楽しむことができるようになったというのもうなづけます。
　最後に前川材木店の印象をうかがうと、奥さまは「メリットを話すだけでなく、ちゃんとデメリットを説明してくれるところです。すべて知った上で自分たちのライフスタイルに合ったものをセレクトしていくので、“こんなはずじゃなかった”ということがありません」と話してくれました。「何でも答えてくれる棟梁の存在も大きかったですね」とご主人。信頼できる人間関係が、理想の暮らしを叶えてくれたようです。