里帰りを決め、実家に隣接する土地にマイホームを建てることにしたM夫妻。その場所は、すぐ下を子どもたちが泳ぐことができるほどキレイな川が流れる、自然豊かなロケーション。子どもの成長にもバツグンなこの環境を生かしつつ快適な住まいづくりを、スタッフに知人がおり信頼のおける伊大建設とともに進めることにした。
　M主人はM夫人と相談し、１階はスッキリとシンプルでありながら見栄えのするデザイン、寝室や子ども部屋となる２階はそれぞれを使う個人の個性を生かしたデザインとすることに。１階には家具も最小限にとどめ、床材のカラーにもこだわり配色も含めてシンプルにスッキリと仕上げた。デザイン性だけでなく、快適性も両立。通常よりも約10センチ天井を高くし、吹き抜けもある約23畳のリビングダイニングは開放的で、光もたっぷり入り快適。子どもたちも自然と集まって家族の時間が増えたという。M夫人お気に入りの大きなカウンターのアイランドキッチンからリビングや和室も見え、料理をしながら家族が一体感をもって過ごせる造り。ここから電子ピアノを弾く姿も見えるので、子どもがピアノの練習を進んでやるようになったとか。
　２階はM夫妻の寝室、３人の子どもそれぞれの部屋と、部屋としても使えるほど広いウォークインクローゼットという間取り。この収納専用ルームのおかげもあり、1階は収納家具を置かなくてもスッキリと納めることができている。また、すべての子ども部屋は、大きな窓から緑の山々が見えるよう全室南向きで明るい。
　新居には「ホテルのようにかっこよい」と、子どもの友人もひんぱんに遊びに来るのだとか。マイホームでの新生活は明るい笑顔でスタートした。