第2子誕生により、家づくりをはじめたM夫妻。土地探しからはじめたが、ちょうどよい分譲地が出たことを理由に現在の場所に決定。同じく施工会社も探したが、こちらはなかなか決まらなかった。「地元の工務店や口コミで10件ほど見て回ったんですが、設計も予算的にも納得できるところがなかった」とM主人。建築の専門学校を経て大工見習いをしていた建築好きだけあって、家に対するこだわりもひとしお。それだけに、どれも決め手に欠ける印象だった。
　そんなとき雑誌で見つけたのがコラボハウス。“設計士と建てる１０００万円台からの家”というコピーが気にかかったという。掲載されている家の写真にも心を動かされて、M夫妻はコラボハウスへ電話した。「雑誌の記事だけではどんな会社かわからないし、保証がどうなるのか不安だったので実際に行ってみました。結果的には、担当してくれた方の人柄を気に入って、“ここにお願いしよう”とすぐ決めましたね」とM主人は語る。気に入った理由は、できるかできないかがはっきりしていたこと、そしてたった一度の面談で、ふたりのイメージを具体的にしてくれたことが大きい。「土間があり、開放感のある家にしたい」というふたりの希望を叶えるイメージ図を、2回目の打ち合わせのときには設計士が用意してくれたことには、建築に詳しいM主人も驚いた。その後、正式に依頼してから10回程度は打ち合わせを行ったが、おもには細かい間取りや配置を決めるに留まり、最初に作ったイメージ図に沿ったカタチで施工することになった。
　「ほとんど設計士の方におまかせだったんですけど、ふたりの好きな感じに仕上がりました。最初はシンプル過ぎるかな、とも思ったんですけど、家具が合わせやすくて気に入っています」と、M夫人は喜びを語ってくれた。