仕事柄、異動が多く持ち家は考えていなかったというM家。それが08年になって、松山に定住できる見込みがたったのが家づくりのきっかけに。子どもが小学校に上がるまでには建てたい、と土地探しからスタートした。場所はM主人の実家の近くで市内中心部に限定していたので時間がかかったという。たまたま空いた土地が購入できたことで具体的に住宅会社を選ぶ検討に入った。住宅会社選びは雑誌やネットで資料請求し、モデルハウスや完成見学会に参加。いろいろな家を見たり、いろいろな会社に相談したりしたなかで、もっともフィーリングが合ったのがコラボハウスだったとか。
　「資料請求でのやり取りでも相談にしても、コラボハウスがいいと感じるものがありました。ここだったら、私が建てたい家を建ててくれるんじゃないか、と思えたんです」とM夫人は語る。その信頼感は打ち合わせをしていくうち、より強くなった。「したいことを感じ取ってもらえました。私も話すことでイメージが見えてきたことも多かったですね」。1箇所の照明を選ぶのに3時間かけて話し合うことも。こうして納得いくまで話し合ったうえで図面が完成した。
　「どの部屋も明るく、とくに一番長く過ごすリビングキッチンは快適にしたい」がテーマ。近隣に住宅が立ちならぶため、プライバシーに配慮して2階にリビングと客間を設けた。1階に居室をまとめて、M主人の趣味のスペースも用意している。「夫は自分の趣味のスペース以外、私におまかせ。自分の好きな家づくりができました」とM夫人。完成した家をみたときは、とても感激したのだとか。「各部屋単位で考えていたものが整理できて、ポンと出てきた感じ。ステキな家になってうれしかったです」と、仕上がりに満足しているようすだ。