ご主人は接骨院の経営とアスリートのパーソナルトレーニング、奥さまは美容関係の仕事をしているご夫婦。店舗併用住居を建てるべく、工務店を探していたところＨＡＳ（エイチ・エーエス）の“建築家とつくる家”が目に留まった。「飛び込みでオフィスに話を聞きに行ったとき、ちょうど建築家の先生がいらっしゃって意気投合。ご縁を感じて、図面を作っていただくことにしました」。家のテーマは“帰るのが楽しくなる家”。リビングはダークブルー、トイレはピンク、施術室は黄色など、それぞれのキーカラーを変えたのは遊び心。外観には、来院者に覚えてもらえるよう、目印になる真っ赤な扉を採用。駐車スペースを広く確保するため、縦長になってしまった土地をうまく使った設計に。スキップフロアで間仕切りがない代わりにロフトや中2階を設置し、リビングをなるべく広く、開放的にした。将来、部屋を増やしたくなったときには、梁の上に床を造り、8帖の部屋にすることもできる。「間口の狭さを感じさせない間取りを提案してもらいました。予算内で仕上げていただいたのも助かりました」とご主人。来院者にも喜ばれ、家族も楽しく過ごせる理想通りの家に満足している。