プラスホームの展示場で見た細長いおしゃれな家に憧れていた奥さまと、「妥協はしたくない」というこだわりの強いご主人。子どもが小学校に上がる前には校区を決めたいとマイホームを建てることを決めたとき、“本当に気に入ったものだけに囲まれた生活”と“自分たちが60歳くらいになったときにも暮らしやすくて、子どもが高校を卒業するころまで後悔なく暮らせる家”というのがふたりの家づくりのテーマだった。極力凹凸をなくしたシンプルな間取りと動線、子どもが独立して家を出ることを考えて部屋数は最小限に。納戸を一室設け、そこに入るだけのものしか持たない、インテリアの色も多くて3色までという、理想のライフスタイルを実現させるということも含めて、テーマに沿った数々のこだわりをプランに盛り込んでいった。細長い敷地という制約があるなか、ふたりのこだわりを実現するためには何度も修正をお願いすることになったが、最終的には非の打ちどころのないプランが完成。インテリアについても施工期間中にじっくり検討することができたこともあり、「失敗した」と思うことがひとつもない完璧な家が完成し、心から満足している。