山すその住宅街。隣家の窓が接する狭小地で、お隣の視線も気になる…そんな「少々難あり」のＴさん邸敷地。それを解決したのは、ＬＤＫを２階に配し、ロフトやウッドテラスで空間を巧みに活用するプランニングでした。水回りも２階に集中して１階に降りるのは寝る時だけと、コンパクトな動線です。ご主人は「エヌケー建設の設計士さんの家が２階リビングで、それを見ていいなって。狭い敷地でも必要な部屋数は取れたし、住宅地でもカーテンが開けられるし、プライバシーが保てるのがいいですね」と笑顔です。ウッドテラスのおかげでリビングと外とのつながりができ、より空間が広く見える効果もあります。
　また、キッチン横の食品庫や洗面所の大容量収納棚など収納を充実させたのもポイント。大きな収納家具を置かずに済み、部屋をより広く使えます。キッチンの背面収納の内部にコンセントを設けるなどの細かな工夫もあり「収納棚の取っ手の色とかコンセントの位置とか、細かい注文も聞いてくれて、すごく使いやすいです。お休みの日はウッドテラスでのんびりご飯するのが楽しみなんです」と、奥さまも満足そう。新しい生活を満喫しているご一家です。