地震に強いことを前提に、家づくりの思いを自由に形にしたいと考えていたＣさん夫妻が出会ったのが、木村建設が手がけるテクノストラクチャーの家です。木材と鉄骨のハイブリッド工法により、耐震性能を高めながら自由度の高い設計が可能という特性が、夫妻の要望にマッチしました。
　Ｃ邸でまず驚くのは、１階の大胆な間取りです。玄関を抜けると柱のない開放的なリビングダイニングが広がっていて、２階への階段も、そのほかの部屋へも、ここからつながっています。リビングの壁は珪藻土仕上げで空気も心地よく、床暖房も完備し、四季を通じて家族が団らんできる場所です。
　奥さまのお気に入りはキッチン。ここからはダイニングもリビングも見渡せるので、「料理をしながら家族の顔が見える」と喜んでいます。水回りと勝手口を近くに配置しているので、家事の動線もスムーズです。
　ユニークなのは、２階のベッドルームです。仕切りを設けずに２つの部屋をずらしてつなげることで、空間として独立させながら、安らぎの開放感をもたせています。書斎代わりの手前の空間に座っていても、「間取り以上に広く感じる」とご主人も大満足です。また、あえて２階に和室を持ってきたのもご夫妻の独創性。和室でゆっくりしたいときには、ここでなごむこともあるそうです。
　ほかにも、テクノストラクチャーの強度を生かしたピアノレッスン室や、クローゼットの奥に設置した隠し収納、将来を見越して玄関に設けた大きなシューズクローゼットなど、快適な暮らしを楽しむたくさんのアイデアが詰まっているＣ邸。木村建設との二人三脚で、理想の住まいを実現しました。