愛嬌たっぷりのゴールデンレトリバーをはじめ、小原家は８匹の猫とご夫妻、そして２人のお子さんという「大家族」。以前は借家住まいでしたが、「シニア世代の猫もいるし、できるだけ老後をしあわせに過ごせる場所を作ってあげたい」と家づくりをスタートしました。木村建設に決めた理由を聞くと、「親身になって、とことんわがままに付き合ってくれたから。建具などもクオリティが高くて気に入っています」とご主人。
　動物たちと人間がストレスなく暮らせることが家づくりの条件だった小原邸。動物に関する専門書を読み、設計士や大工さんと相談しながら間取りを決めていきました。まず、ワンちゃんの部屋は玄関の奥。手前に専用のバスタブを備え、「シャンプーがラクになりました！」と奥さまも大喜びです。猫たちの部屋はリビングと２階へ続く吹き抜けの空間。上下運動ができる階段やステップを配置し、柱には爪とぎができる麻紐、床にはタイルと、世話がしやすく快適に過ごせる工夫に満ちています。
　「動物たちと一緒に子どもたちも心やさしくすくすくと育ってくれたら」とご主人。家族を大切に思う気持ちが詰まった、賑やかで温かい新居の完成です。