年齢を重ねても、長く住み続けられる住まいを手に入れることが夢だったというご主人。家づくりのパートナーに選んだのは、木村建設。自由度の高い設計力と、担当者の誠実な人柄が決め手になったといいます。
　こだわったのは間取り。子どもが独立したあとの夫婦ふたりの生活が１階だけで完結するよう、２階には子ども部屋のみを設けました。将来的には物置として使用しようという算段です。そして、まだ少し先のことではありますが、子どもが思春期を迎えたときのことも考慮しました。家族といっしょに過ごす時間も大切だけれど、個々のプライバシーを守ることも大切だと考えるご夫妻。プライベートに干渉しすぎることがないように、家族の生活空間と子どもエリアとをあえて区切る間取りを採用しました。また、Ｔ邸のもうひとつのこだわりでもある２．５ｍのハイドアが、子どもエリアに行くと通常の高さのドアに変わります。ドアの高さを変えることで、空間にメリハリをつけたこのテクニックはお見事です。
　家族が長く、快適に過ごすことを叶えた住まいで、新しいスタートを切ったＴさん。仲良し兄妹の成長をご夫婦がやさしく見守ります。