市街地という環境や、30坪ほどの限られた土地スペースという条件のなか、快適な空間を作り出せた理由。それは、自由度の高い間取りと、構造計算による安全性を実現させたテクノストラクチャーです。「３階建てで１階に駐車場がほしいというのが私たちの要望でした」とご主人。いろいろな工務店を巡ったそうですが、木村建設で「テクノストラクチャーならできる」と聞いて心が固まったそう。
　１階は３台の車を停められるようにし、２階に暮らしの基本を設計。家族がくつろぐＬＤＫのほか、風呂場やランドリールームなどが回遊できる間取りとなっており、家事のすべてを２階で完結できるようにしています。また、欲しい場所に必要な量の収納を計画するなど、使う人にやさしい設計です。３階は主寝室や子ども部屋を配し、プライベートな空間に。フロアごとにゾーニングすることで、家事動線もスマートで使いやすい家になりました。
　しかも、この間取りを考えたのがご主人というから驚き。「見学会でたくさん勉強した甲斐がありました」とご主人。奥さまは「朝起きて寝るまでの行動をシミュレーションしておくことが大切かな」と家づくりのポイントを教えてくれました。