高陽建設との出会いは学生時代にまでさかのぼるという奥さま。「通学路に高陽建設の本社があって、昔ながらの佇まいとモダンな要素が融合したデザインに心を奪われたんです。自分が家を建てるなら、こんな家がいい！ と、そのときから考えていました」と振り返ります。とても強いあこがれを抱いていたので、最初から高陽建設で家を建てること以外は考えていなかったそうです。
　プランは、ほぼお任せ。汚れても簡単にリカバーできるように、壁を珪藻土にすることだけをリクエストしたそう。そんなご夫婦に建築士が提案したのは、土地に合わせて窓の位置や風景の切り取り方を細かく計算し、居心地のよさを追求した住まい。大きな窓を開ければ、気持ちのいい風が家じゅうを通り抜け、風景と家とがひとつになって家族を包み込みます。低めに設定された天井にも、なんともいえない安心感があります。「玄関からリビングに入った瞬間、パッと視界が広がる設計に感動しました。ＬＤＫがシームレスなデザインになっているので、居心地がいいですよ」とご主人。「風呂に入る、洗濯する、洗濯物を干す、がひとつの動きで完了するのでとても助かります。こちらから何かを言わなくても、私たちの生活を想定した家事動線を計画してくれていて、さすがだなと思いました」と奥さまも大満足の様子です。欲しい場所に欲しいサイズの収納がしっかり設置されているのも、こちらのお宅のポイント。女性建築士ならではの視点が光ります。
　来年の夏は、庭にプールを出したり、縁側で線香花火をしたりしたいと話してくれたご夫婦。時間を重ねるごとに愛着が増すこの家で、家族の笑い声が響き渡っていることでしょう。