ずっとマンションで暮らしていたご夫婦。「マンションでは犬が飼えないことや、登り下りが大変だったり来客用の駐車場が限られていたりして、なかなか気軽に人を呼ぶことができなくて」と話す奥さま。友人がいつでも遊びに来られるようにしたいとの想いから、戸建を考え始めたそう。今では友人が散歩の途中で立ち寄ったり、不在のときは縁側にお届け物を置いておいたりと戸建ならではの自由な行き来を満喫している様子。
　土地探しで優先したのは、友人の家が近くにあること。ずっと空いていた土地は角地にある三角形の変形地でした。そこに家族のスタイルに合わせた住空間を作り上げたのが和住宅。設計した壺谷社長は、実際に現場を見てプランが浮かんだといいます。北側に庭を作り、それを眺められるようＬＤＫと和室を配置。和室からは青ノ山が見え、ＬＤＫは南北に窓を作って風の通り道を確保しました。
　リビングには、愛犬がデッキと室内を行き来するための小さな入り口も。「憧れだったガーデニングを始めたところ」と、ご家族も愛犬も庭のある暮らしを満喫していました。