築40年の入母屋造りの家をリノベーションした一棟。玄関を入ると、心地よい無垢の木の香りに包まれるとともに、職人の技術が光る格天井や建具が圧倒的な重厚感を放っていました。
　家づくりのコンセプトに掲げたのは、“おもてなし”だったというご主人。「ふたりとも人を招くのが好きなので、いろんな人が集まってくれたらいいなという思いがありました」。例えばキッチンはＬＤＫの中心に配置し、背面収納は見せることを意識したオープン収納に。ボトルやグラスが並ぶ様は、まるでバーカウンターのよう。隣接する和室や深い軒のあるデッキまでもがリビングとひと続きになり、シーンに応じてゲストをもてなすことができます。「最近ではお風呂に入って帰る人もいますよ」と奥さまも笑顔。何気ないエピソードからも居心地のよさが伝わってきます。
　家づくりのパートナーに選んだのは石田工務店。展示場を訪れた際、住まいの質感や重厚感、担当者の人柄から「ここしかない」とご夫婦ともに感じたそう。「この家に住むようになって家にいる時間が増えました」とのご主人の言葉が、満足度の高さを物語っていました。