三角屋根×ボックス、ダークグレーのガルバリウム×ミルクホワイトの塗り壁。シルエットや色の組み合わせが絶妙な外観。自然な風合いの玄関ドアで家族が帰りたくなる温かみも添えて。
　ご主人の転勤先だった大洲市で偶然見かけた一軒の家に心惹かれたという奥さま。娘さんの中学入学に合わせて香川で家を建てることになり、迷わず向かったのは、その家を建てたコラボハウスでした。
　「開放感のある家」「散らからない家」「帰りたくなる家」。まずは、自分のしたい暮らしを箇条書きすることから始めた家づくり。ナチュラルよりもシンプルが好きという奥さまの感性を考慮して設計された住まいは、質感や配色、デザインなどからしっかりとした価値観が伝わってきます。とくにセンスのよさを感じるＬＤＫは、床を１段下げたピットリビングを採用。天井がより高く感じられて開放感が増し、段差に座ることで思い思いのくつろぎ方ができるといいます。「座面が下がることで生まれる“中庭への視線の抜け”や“おこもり感”が心地よくて。家族や友人など大切な人たちとの距離も縮めてくれます」。
　「人が集まる家」という希望もちゃんと描かれ、願うことはすべて叶えてもらったと喜ぶ奥さま。「これも設計士さんやインテリアコーディネーターさんが上手に具現化してくれたおかげ。『すべては友だちのため…と考える』というコラボハウスさんの真摯な想いがあってこそですね」。