眼下に美しい海が広がる見晴らしのよい高台に、マイホームを建てたご夫婦。「周りの自然と調和する、インダストリアルなテイストの家にしたい」という想いから、住宅展示場で理想の住まいを探していた際、新材や古材を絶妙に組み合わせた宇田見建設のモデルハウスにひと目惚れしたそうです。
　玄関からランドリールーム、バスルーム、ウッドデッキまでを一直線につなげることで心地よい風が吹き抜ける、奥さま希望の間取りや動線を叶えた家。窓の形や大きさ、位置にまでとことんこだわることで、リビングや寝室はもちろん、玄関やバスルームなど、どの部屋からでも海や緑を眺められる自然と一体化した暮らしを実現しました。
　緩やかな勾配天井と大きな梁が、おおらかで温かみのある空間を生み出すリビングは、階段上に設けたクローゼットをオープンにすることで、より開放感のある仕上がりに。古材、モルタル、アイアンを基調としたインダストリアルなインテリアに、料理好きのご主人の憧れだったというステンレス製のキッチンや、それに合わせて造作した宇田見建設オリジナルのカップボードがマッチしています。
　窓際の土間はリビングから１段下げることで変化を付け、ウッドデッキと高さをそろえることで、内と外のつながりを演出しています。「デッキで朝食を食べるのが最近の楽しみ」というご夫婦。海を見ながらバーベキューを楽しんだり、ハンモックに揺られて本を読んだり、夜は屋根に設けた天窓から星を眺めたりと、充実した毎日を過ごしているそうです。日々刻々と変化する風景や、移り変わる四季の景観も楽しめる理想の住まいの完成です。