以前暮らしていたマンションでは自分たちの手で壁に漆喰を塗るなど、住まいへの想いが人一倍強かったＮ夫妻。「子どもの小学校入学を機に、一戸建てへの住み替えを考え始めた」ときに、真っ先に思い描いたのは黒い家。アースハウジングが手がける無駄を削ぎ落したデザイン住宅・ゼロキューブの家を気に入ったことがきっかけで、同社とのシンプルシックな家づくりが始まった。
　一番のこだわりは、２階にＬＤＫを配し、センターバルコニーで開放感と採光を確保したこと。「明るくて、冬は暖かく過ごせる。ご近所の目が気にならない利点も」とＮ夫人。１階にはＮ主人の書斎と作業スペースをドア1枚で直結させ、趣味であるバイクを我が家でも楽しめるように工夫。仕事から、学校から「帰りたくなる家」を実現している。