自分たちの家を…と思い立ったきっかけは、賃貸住宅に支払う家賃をマイホームにあてた方がいいのでは？ と考え始めたこと。ご主人の実家が松前町にあることから、「近くで暮らした方がお互いに何かと助け合えると思った」と奥さま。土地探しと並行して建築会社を模索するなかで出会ったのが、松井建設。木の質感の見せ方やあしらい方が好みで、ご夫婦が理想とするナチュラルな家が実現できることが決め手に。
　10回以上は松井建設が手がけた家の完成見学会へ足を運び、住まいについて研究。ヒアリングシートに希望を書き込む形で、要望を伝えたのだそう。ご主人が仕事用と趣味の多岐に渡り書籍を多数有しており、「１階・２階それぞれに大きな書棚を」とリクエスト。１階はキッチン横に、２階は廊下に書籍スペースを設けた。将来的に家族が増えることを考え、間取りは回廊式にし、生活動線に配慮した造りに。２階の洗面ボウルには砥部焼を採用し、地元・愛媛のよさを暮らしのなかで感じられるよう工夫。ナチュラル志向のご夫婦へ松井建設から提案されたのは、１階の壁に珪藻土を取り入れ、床には無垢材を用いること。暮らし始めて１年、四季を通じて快適さを実感している。