マイホームの構想に１年かけたご夫婦。ＳＮＳや雑誌で情報収集をしていくうちに家の形がある程度定まったといいます。そんなご夫婦の家づくりを支えたのはコラボハウスの設計士。「好みの家やインテリアを見せると一瞬でくみ取ってくれた設計士さんのおかげです」と話します。
　「家っぽくない家にしたかった」というリクエストから生まれた四角い箱型の家は、住宅街のなかでも目を引きます。対照的に室内は随所に曲線を使ってやわらかな印象に。大きな曲線を描く玄関の框は訪れた友人も驚くそう。リビングへと続く床材を斜め張りにしたため、奥行きも感じさせます。玄関横の曲線の壁には洗面台を造作。帰宅後に手洗いがしやすく、お子さんたちのお気に入りの場所となっているそうです。リビング横のアルコーブベッドは、老後に１階だけで生活できるようにと将来を見据えて造りました。
　ランドリールームには室内干しできるＬ字型のアイアンバーや、洋服をたたんだりアイロンをかけたりできるカウンターを造作するなど機能性にも配慮。その下は家族全員分の衣装ケースをピッタリ置けるサイズとなっています。