長年実母が暮らしていた古家に同居する計画があがり、同居を機にお互いが遠慮することなく暮らせるような家へと建て替えることに。参考にと住宅雑誌を見ていたとき、偶然コンフォート一級建築設計事務所の掲載がありひとめ惚れ。すぐに設計を依頼した。出会いから完成まで約3年を費やしたマイホームは、個人の仕事とプライベート両方を大切に考えた妥協のない家に仕上がっている。
　成人した大人が何人も暮らすことになる家は、それぞれの独立した生活を保証しつつも、集うときには窮屈にならない広さを確保したゆとりのある設計。個室にはそれぞれ約3帖のウォークインクローゼットを設置したり、2階にもキッチンを設けたりと、生活リズムの違う大人が快適に暮らせる。暮らし方だけではなく家の耐震性や快適さも備え、耐震等級3の認定を受ける耐震構造や地中熱を利用した熱交換換気システムを構築。地震対策、ｐｍ2.5や花粉症対策にも抜かりない。毎日の生活、暮らし方に重点を置きながらもそれだけにこだわりすぎない、白壁に緑の屋根がアクセントになった大人上品な外観と、どこにいても光があふれる落ち着いた室内。自分スタイルで過ごしながらも一つの家族としてともに暮らす時間を楽しめる。