建築工房たかとり(株)の実例･施工事例「大自然や海と共存しながら「真の暮らし」を楽しむ家」

実例集

愛媛県大自然や海と共存しながら
「真の暮らし」を楽しむ家

目の前に広がる眺望を最大限に生かしたLDK。大開口の窓を開け放てば、室内と外がゆるやかにつながり、雄大な景色も暮らしの一部として大らかに暮らせます。

「毎日海を見ながら暮らしたい」そんな想いを抱き、40歳を機に島暮らしを意識し始めたご夫婦。職業柄、都心にいる必要もなかったため、お子さんの入学を前に移住を決意。当初は、空き家を活用して改修・リフォームするか、新築で進めるか、両方の案があったそうです。海が目の前に広がる立地にこだわり、１年をかけてようやく理想の土地に出会ったことで、新しい家を建てることになりました。
　美しい景色をいかに取り込むかに重きを置くと、必然と間取りが決まっていったといいます。大開口の窓を開け放てば、遮るものが一切ない、穏やかな瀬戸内海の眺望をひとり占めできます。生活の中心となるＬＤＫは、シンプルでフレキシブルなデザインに。ワンフロアを大胆に使いながらも小上がりで床の高さに変化をつけ、ほどよく空間を仕切ります。四国の材木をふんだんに取り入れ、ナチュラルな住空間を演出しました。薪ストーブのある土間からフラットにつながるテラスは、なんとご主人がＤＩＹしたもの。外と中が一体化するような感覚を味わえます。
　２階に上がると、浴室や洗面所、子ども部屋、書斎、主寝室と、どこからでも海が眺められ、一日中自然を感じながら過ごせます。お子さんは毎日のように海に行って釣った魚をさばいたり、動植物と触れ合ったり、自然のなかでの暮らしを満喫しているそう。一方、ご夫婦は「こんなにも草刈りが大変なのか」と庭の手入れの大変さが想像以上だったとか。家族やゲストとともに食事や団らんを楽しんだり、朝・昼・夜と次第に変化していく光や風、海の表情を感じたり、自然とともに“真の暮らし”を築き上げています。