仕事柄、新築住宅へ訪問することが多かったご主人。同時期に建てられた家でも、“すごく温かい家とすごく寒い家の違いは何だろう”と疑問を持ち、独学で住宅性能について調べ始めたそうです。そんな研究熱心なご主人が「ここなら理想の家を実現できる」と白羽の矢を立てたのが、田中工務店でした。
　「初期投資をしっかり掛けて、ランニングコストを抑える」というビジョンがはっきりと定まっていたため、屋根や基礎の断熱材を通常の１．５倍の厚さに設定するなどワンランク上の性能を実現。気密性能を表すＣ値は驚異の０．１を記録しました。
　間取りのコンセプトは、家族のつながりを感じられること。家全体の見通しのよさと、生活スタイルを考え抜いたスマートな動線が特長で、ご主人が手ずから描いた図面をもとに、田中工務店がプロの視点からアドバイスを加えて完成しました。
　「絶対にここに飾りたかった」と奥さまが熱望した寝室のウエディングボードをはじめ、いたるところに写真が飾られていたのも印象的でした。念願の心地よい住まいで、これからも家族の温かな思い出が積み重なっていくことでしょう。