４年前、家を建て外構を検討していた際にウェブサイトで見つけたトイボックスの雰囲気に魅せられ、いつかこんなガレージを作りたいという夢を抱いたご主人。「これまでガレージといえば車を収めるだけのイメージでしたが、セカンドリビングのように使っていることに衝撃を受けました」と語ります。そして４年越しに夢を叶えたのがこの空間。居住スペースと完全に空間が分かれているので招かれた友人も遠慮なくくつろげます。「秘密じゃない基地なんです」と笑うご主人。その言葉通り住まいに隣接し、みんなが行き来できる空間でありながら、インテリアはインダストリアルな雰囲気もカリフォルニアスタイルも融合したような独特のスタイルを確立しています。これから壁面にサインを飾ったりデザインを施す予定なのだそう。
　新興住宅地なので子どもたちも同世代の友だちが多く、こうしてオープンにしていると子どもたちの遊び場になっていることもあるのだとか。「夏はバーベキューもしたいし、ここで子どもたちが宿題をしてもいいですね」。自宅にいながらグランピング気分が味わえる、ワクワクがいっぱいの夢のアジトはいろんな用途が待っています。