まだ独身だった頃、たまたま通りかかったトイボックスの展示場に立ち寄ったＩさん。その世界観に魅了され、いつかガレージを作ることがあればここにオーダーしたいと思ったそう。歳月が過ぎ、結婚してマイホームを考え始めたとき、やはり一番に思い出したのはトイボックスでした。奥さまにガレージのある家に住みたいと話したところ、大賛成。そんな流れから家とガレージを並行して作ることになりました。
　ガレージは家を建てたあとの余ったスペースに作ることが多いですが、Ｉ邸は最初からガレージありき。それゆえ、家とのバランスや動線などを考慮して作ることができました。また、家を担う工務店とトイボックスを手がけるヨコイとが連携を取りながら進めることで、土地を無駄なく使うことができたのです。
　先日はガレージを開け放ってＢＢＱをしたそう。ソファでくつろいだり、土間スペースで遊んだりと子どもも自由にガレージのある空間を楽しんだ模様。勝手口やリビングの掃き出し窓がガレージ側に向いているので、食材を運ぶ動線もスムーズ。「いつか家とガレージの間にウッドデッキを作ろうかと計画中なんです」とご主人。ますます快適な屋外空間になりそうです。