秋空にぽっかりと白い雲が浮かぶ、おだやかな朝。「どうぞ！」と、笑顔で迎えてくれたのは、ご主人、奥さま、そして腕の中の小さな赤ちゃんまで、みんなおそろいのオーバーオールを着たおしゃれなご一家。センスがよくて、かわいくて、遊び心もたっぷり。うかがったお宅にはそんなご家族の雰囲気をそのまま映した、素敵な空間が広がっていました。
　ウッドデッキのある平屋をベースに希望した間取りは、ＬＤＫと主寝室、子ども部屋、水回りというシンプルな造り。家族やゲストとゆったり過ごせるように広さをとったリビングダイニングは、お気に入りの椅子やソファで居心地よくゾーニング。室内と屋外をつなぐ土間は、壁と照明の配線だけ施工してもらい、棚や収納はご主人自らＤＩＹ。多趣味なパパの好きなモノを凝縮した、男の秘密基地感満載の空間になりました。
　ほかにも、ウッドデッキや床の塗装などもセルフビルドしたというご夫妻。「家づくりに自分たちも参加したことで、愛着がさらに深まりました」と微笑みます。スタッフや職人さんとチーム一丸となって進めた家づくりのなかで感じたのは「島色工務店は風通しのいい会社」ということ。「みんな同じ目標に向かって、意思疎通もしっかり。それぞれが自分の仕事に責任を持っているから、どんな問い合わせにも『ちょっと聞いてみます』がなくて、スムーズでした」。
　ハンモックに揺られながら「ねっ、一緒にお家つくったんだよね」と、生まれたばかりの希弦（きいと）ちゃんにやさしく話しかける奥さま。家づくりを始めて授かった待望の赤ちゃん。住まいと家族、愛おしい宝物を同時に手に入れたご夫妻のしあわせな日々は、これからもずっと輝き続けます。