10月初旬に完成したばかりの抜井邸。コンクリート調の外壁に、シャープなラインの屋根が印象的です。高低差を付けたのこぎり屋根は、東からの採光をよくするためのデザイン。吹き抜けになった玄関とリビングに、朝日が差し込むよう設計されています。
　奥さまと４歳の美月ちゃんへの贈り物として、新居を計画していたご主人。子どものころ平屋に住んでいたこともあり「平屋＝高いと思われがちですが、長い目で見ると決して高くない」と、平屋を希望されました。間取りはＬＤＫと和室、子ども部屋が２つといたってシンプル。「いちばん気に入っているのはキッチン。本当に落ち着けます」と奥さま。和室には広いウッドデッキがあり、布団や洗濯物を干したりする動線もスムーズ。和室の奥にはクローゼットがあり、収納もたっぷり。この暮らしやすさも平屋ならではの魅力です。
　「この家でともに歳月を重ねていけることが、何よりうれしい」と奥さま。大満足の住まいになったようです。