海外生活を８年していたご夫婦が、拠点となる自邸を構え自分たちらしい暮らしを始めました。落ち着いた色調、回遊できる動線、ＬＤＫの開放感など、使い勝手を追求しつつ、個性も表現された住まいです。
　小松さんご夫婦が家づくりに求めたもの。それは平家であること。「マンションで暮らしていたので、ワンフロアの便利さを実感していた私たちにとって２階建は選択肢にありませんでした」と。そして、友人を招いて楽しい時間が過ごせるよう、ゆったりとしたＬＤＫには大きな円卓がスタンバイされています。「三家族が集まっても狭くないようにＬＤＫもダイニングテーブルも広さを確保しました」。ライフスタイルを確立したおふたりだからこそ、納得のいく空間づくりができたのですね。
　家づくりのパートナーに選んだのは前川材木店。ご主人の職場にＯＢが２人いたことも決め手になったそう。「前川さんのレスポンスの速さや柔軟な対応力は評判どおりでした」と奥さま。「佇まいなどかっこよさを追求する姿勢とそれを形にする設計力に確信が持てたことが最大の決め手」とご主人は話してくれました。機能美を備えた空間に小松さんご夫婦のセンスが彩りを添える心地よい住空間の誕生です。