お子さんの誕生をきっかけにマイホームを考えはじめ、不安だらけのなか偶然テレビで目にしたのが矢野工務店社長のインタビュー。「家＝温かい場所」という考え方に共感し、同社を訪れた。「話をしっかり聞いてくれて、構造的に難しい希望があっても別の形を提案してくれる姿勢に矢野さんなら信頼できると感じました」とご夫婦。モデルハウスの見学や設計教室に参加し、具体的な希望を固めていった。矢野社長の「奥さんが笑顔やったらすべてうまくいく」という言葉に背中を押され、とくに奥さまの希望を多く反映した家となった。最もこだわったのは、キッチンを中心にしたつながり感。上部は吹き抜けで2階とつながり、すぐ目の前には窓越しにウッドデッキが広がる。アイランドキッチンと横並びのダイニングテーブルで、食事やおやつの時間も家族と一緒。お子さんが成長すれば、後方にあるミニデスクが宿題などをする場所に。「いつでもママが見守ってくれる安心感」が、この家にはある。県産木材をふんだんに使った家は、ご夫婦からあふれる温かみやセンスのよさをそのまま表現しているかのよう。「自分たちらしい家を建てたかったので本当にうれしい」とその笑顔も輝く。