タカヤが手掛けるブランド「ナチュリエ」が家づくりで大切に考えているのは、そこで暮らしていく家族のこと。住まう家族が自分らしく暮らすために何が大切なのかを見つめ、ぎゅっと抱きしめたくなる時間を積み重ねていける家を提供しています。
　ナチュリエでは「ａｎｔｉｃｏ」と「ａｔｔｉｖｏ」、２つのシリーズを展開しています。ａｎｔｉｃｏの特徴は、住む人をやさしく包み込む温もりのある自然素材。床は、やわらかく肌触りのいい無垢のパイン材。キッチンの面材、あらわしにした梁や柱も本物の木を使い、経年変化を存分に楽しめます。ａｔｔｉｖｏの特徴は、家族や趣味の時間を大切にする外とのつながり。土間やテラスを大胆に配し、境界線をあいまいに。趣味やくつろぎの空間がどこまでも広がります。ステンレスやアイアンをアクセントに、好みのアウトドアスタイルを演出できます。
　デザイン以上にナチュリエが大切にしているのは「命を守る家」であること。創業90年を超えるタカヤは、岩手県が創業の地。寒暖差が激しい東北地方で、戸建て住宅のみならずホテルや病院などさまざまな建物を長年に渡り手掛けてきました。その歴史のなかで培われた技術力や施工力が、現在の高気密高断熱の家づくりのベース。断熱性の低い家では、冷暖房費がかさんだり屋内でも寒さを感じたり、ときにはヒートショックという形で住む人の命を脅かします。温暖な四国地方であっても、高い断熱性は必要不可欠。また、大きな震災を経験してきたからこそ、地震に強い家を建てることを使命と考えています。耐震性にすぐれた工法を採用するなど高いレベルの検証を重ね、想定を上回るような地震への対策を行っています。