借家で愛猫たちと暮らしていたご夫婦。「若いうちにマイホームづくりをしたい」と一念発起し、自分たちの家を建てることにしました。
　下元住研が手掛け、完成したのは、木の温もりのなかにアクセントカラーのシルバーが目を引く、ミッドセンチュリーテイストを彷彿とさせる邸宅。こっくりとした色味の杉材と、玄関回りや破風にあしらったシルバーの組み合わせが鮮烈な印象を与える外観から中へ入ると、県産材を使った家づくりに定評のある下元住研ならではの、木のすがすがしさを感じる空間が広がります。居室ごとに異なる色鮮やかな壁紙、山や空を美しく切り取る窓が、落ち着きがありながらも心華やぐ雰囲気づくりにひと役買っています。
　デザインだけでなく、広いワークトップで作業のしやすいキッチン、家事がラクになる回遊動線やたっぷりの収納、玄関横に設けられたご主人の趣味である多肉植物用の育成スペースなど、ストレスフリーで暮らせる工夫が盛りだくさん。長期優良住宅、耐震等級３、高気密・高断熱といった長く安心して暮らせる性能も確保されています。
　また、愛猫と快適に暮らせるアイデアも随所に散りばめられています。ＬＤＫの壁にあるキャットウォークから２階へいたるまでのペット動線や、クローゼットの一角にある扉付きの猫用トイレボックスなど、参考にしたい要素が満載です。
　暮らし始めてから半月ほどが経つそうで、愛猫たちも新しい住まいにすっかり慣れ、思い思いにのんびりとくつろいでいました。人にも猫にもやさしい家で、日々の暮らしはますます豊かになっていくことでしょう。